LUCID MUSIC- -Special Interview
ここ数年、ヒップホップクラシックを量産しているUS西海岸勢の勢いが著しい中、
東海岸のアングラヒップホップの存在を改めて示すべくUS,ペンシルベニアより
MKV, Richard Write, Dr.Jones,からなる2MC+1DJのソウルフルな
3人組ユニット"LUCID MUSIC"が日本初上陸!
90'Sヒップヒップ全盛を彷彿させるストリート感溢れるテイストに
ジャジーかつファンキーなグルーブが絶妙に響き渡る東海岸ならではの
お洒落でカッコいいサウンドはB-BOYでなくとも耳の肥えた
リスナーなら喜ばずにはいられない説明不要の傑作。
必見です。

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Q. ホームタウンはどこですか?
またそれぞれの自己紹介をお願いします。
A.-Warren aka Richard Write:
僕はMC。でもトラックのプロデュースもするよ。
出身はロングビーチカリフォルニア。
-Marcus aka MKV:
同じくMC。 僕もプロデュースをするんだ。
シカゴのイリノイ出身だよ。
-Stephen aka Dr.Jones:
僕はターンテーブル担当。
グループの主なプロデュースは僕がやってるよ。
テネシーのジャクソン出身。
今はメンバー全員がペンシルベニアのピッツバーグに
住んでいるけど元々は皆ばらばらのところから来ているんだ。
だから僕たちにはオリジナルのホームタウンはないんだよね。
Q. なぜ"LUCID MUSIC"というグループ名をつけたのですか?
A. 僕たちの作品を聴いたリスナーに本当の音楽を感じてもらいたいと思ってつけたんだ。
つまり、聴けば分かるよってことをね。
Q. どのようにしてお互い知り合ったのですか?
A. RICHARDとMKVはピッツバーグの
同じ職場で働いていた時に知り合ったんだ。
二人は音楽の話ですぐに意気投合して一緒に作品を
作ったりライブをやるようになったんだ。
それから数年してグループに専属のDJを加えようと
いうことになってインターネットを通して
偶然STEPHEN(DR.JONES)と知り合ったんだ。
Q. いつ頃からMC/DJ/Produceを始めたのですか?
またヒップホップとの出会いについても教え下さい。
A. -MKV:
18歳の時からリリックを書くようになって
フリースタイルを始めたのも同じ時期だったかな。
2002年頃からトラックを作るようになったんだけど
僕がまだ軍隊にいた時だね。
ヒップホップとの出会いについては、
"BEAT STREET""KRUSH GROOVE"という映画を見るまでは
まるで興味がなかったよ。でも、その映画を見てからは
すっかりヒップホップの魅力にとりつかれてしまったね。
-Richard Write:
僕は13歳の時からリリックを書くようになったけど
フリースタイルを始めたのは18歳の時からだよ。
トラックは1999年頃から作るようになったね。
初めてヒップホップに接した時のことは覚えていないんだ。
でもTHE ROOTSの"ILLADELPH HALF"を聴いた時の
衝撃は今でも忘れないよ。僕のヒップホップへの
気持ちが強くなったのはこの作品との出会いからだろうね。
-Dr Jones:
僕は元々MCだったんだ。
15歳くらいからフリースタイルを始めるようになって
22歳頃まではバトルにも参加していたよ。
DJを始めるようになったのは21歳の頃からで
トラックを作り始めたのは23歳の時だね。
僕が最も影響を受けたヒップホップは
PABLIC ENEMYの"IT TAKE A NATION OF MILLIONS TO HOLD US BACK"だね。
僕たちはヒップホップだけではなくて違うジャンルの音楽もたくさん聴いているんだ。
JAZZ, MOTOWN, SOUL, FUNK, REGGAE, CLASSIC ROCK, CLASSICALなど
このような音楽からはとても大きな影響を受けているよ。
Q. あなた方の好きなアーティストを教えてもらえますか?
A. Rakim, The Roots, Big daddy Kane, KRS-ONE, Tribe called quest,
Public Enemy, NWA, Digable Planets, Stevie wonder, Prince,
Jimmy Cliff, Donny Hathaway, Bill Withers, Parliament Funkadelic.
僕らの作品を聴けばこのようなアーティストが好きな理由が分かるはずだよ。

Q. リリックを書いたり曲を作る時にはどのようなことを意識しますか?
また、どのようなものから影響を受けたりしますか?
A. -MKV:
曲作りに関しては、ひらめきだね。
ふっと沸いてきたアイデアを形にしていく感じ。
リリックを書くときにはそのトラックのフィーリングから
言葉を合わせて行くんだ。
肝心なことは、そのリズムを感じること。
そうすると自然と言葉が走り出すんだ。
作品作りに関しては、完全に感覚の世界になってしまうんだ。
-Richard Write:
僕がリリックを書く時は、
その曲のドラムパターンを意識するかな。
あとは感じたままに言葉を並べていくだけ。
どれだけ言葉遊びが出来るかを考えているよ。
決してふざけて作品を作るという意味ではなくて
いかに自分の感覚を自由に出来るかっていうこと。
それは凄く重要なことなんじゃないかな。
すべての五感を開放してリズムを感じるだけだよ。
そこから誰のスタイルでもない
自分のスタイルが生まれてくるんだ。
-Dr Jones:
曲作りに関しては、僕はとにかくレコードを聴くよ。
そして待つんだ。自分のインスピレーションが沸いてくるのをね。
あとは色々なカットを加えつつドラムパターンを決めて行くんだ。
作品作りに関して大切なことは、自分の感覚に正直になることじゃないかな。
誰かに受けようとかたくさん売りたいということを考えるよりも、
自分たちのフィーリングや信じる音楽を形にしたいと思うだけだね。
それを聴いた誰かが “これってかっこいいよね” って言ってくれたら最高だよね。
僕にとって作品作りはとにかく楽しい時間なんだ。
Q. LUCID MUSICのヒップホップスタイルをどのように思われますか?
A. ソウルフル、ジャジー、アップテンポ。それとストリート感かな。
ヒップホップだからと言って不良っぽいハードコアな
イメージを前面に出したくはないんだよね。
あくまでも音楽としてカッコいいスタイルを求めたいな。
そして温かみのあるファットなスタイルをね。
Q. "They're not ready""How can we lose when we're so sincere”
それぞれのアルバムコンセプトを教えて下さい。
A. この2つのアルバムで統一している点は
ジャジーな色を出しつつも
ファットなヒップホップの色も出していることかな。
それぞれのアルバムの違いについては、
“How can we lose when we're so sincere”では
埃っぽい音と温かみのあるジャジー感を出すために
ファットなビートにピアノのループを乗せて
よりスムースな感じにしたつもりだよ。
アルバム全体の流れとしては、知る人ぞ知るような
薄暗いジャズクラブでひっそりとライブをしているような
イメージを出したかったんだ。
まさにリアルジャジーヒップホップだね。
“they’re not ready”は、
ジャジーかつファンキーでストリート感たっぷりのアルバムだね。
気がついたら体が揺れてしまうようなクールなものにしたかったんだ。
トランペットやフルートのループがとてもDOPEだよ。
この二つのアルバムではジャジースムースサイドと
ファンキーサイドっていう感じで楽しんでもらいたいな
Q. アルバムの中からお薦めの曲を挙げてもらえますか?
A. そうだねえ。
挙げるとしたら“How can we lose when we're so sincere”からは
“Art and Soul”“Lucid Music Anthem”,“Charlie Brown”かな。
一度聴いたら頭から離れなくなるようなピアノのループがカッコいいよね。
とてもジャジーでチルアウト出来る曲だよ。
“they’re not ready”からは
“they’re not ready”“the road less traveled”だね。
それとイントロから流れるように始まる“Venue To Venue”かな。
まさにファンキーサイドにふさわしい曲だよね。
このアルバムでは、聴き終わった後に
まるでひとつの映画を観ていたかのような
流れのある作品にしたかったんだ。
だから特定の曲をハイライトとして楽しむ事も出来るし
アルバム全体の流れを楽しむ事も出来ると思うよ。
Q. LUCID MUSICのように流行に左右されることなく
自分たちの音楽性を貫く姿勢は多くのアーティストからも
共感を得るのではないかと思います。
日本にもあなた方のように自分たちの信じる音楽を
作り続ける人たちがたくさんいます。
そのような人たちにとってあなた方の
作品リリースは大きな励みになることと思います。
LUCID MUSICのように音楽を続けて行くには何が大切なことだと思いますか?
A. とにかく続けること。そして自分の信じる道をまっすぐ進む事だよ。
その人にしか見えない道が必ずあるはずだと思ってる。
皆から受けたから続けるとか、受けないから止めてしまうというように
その道はそう簡単には変えられないものだよ。また決して変えてはいけないものなんだ。
自分たちにとって本当に好きなことなら、
周りの評価で信念が揺れ動くことはないと思うんだ。
音楽を仕事としてやっていくとかやっていかないという話は抜きにして、
その物事に取り組んでいる時、最高に幸せな気持ちになれるのであれば
人が何て言おうと続けるべきだよ。
そして気付くこと。人生はたった一回しかないということをね。
その一回を自分のものにするためにも
他の誰かの人生を生きることはしちゃいけないんじゃないかな。
自分の人生を生きるべきなんだ。
静かに耳を澄ませば自分の心の声が必ず聞こえてくるはずだよ。
周りの雑音に消されるくらい小さな声だけど
自分にしか聞こえてこないものがあるはずなんだ。
簡単で楽な道には何も起こらないよ。
とにかく自分自身を信じること。そして続けること!
Q. 今のアメリカのヒップホップマーケットについてどう思われますか?
A. 良いマーケットだとはとても言えないんじゃないかな。
ヒップホップがこれだけ大きなマーケットになってくると
お金の匂いを嗅ぎ付けて一儲けしようと
思っている人たちが多く出て来てしまうんだ。
メインストリーム系のアーティストの中にも
ヒップヒップをお金を稼ぐきっかけのように思っている人たちがたくさんいるんだ。
そこには音楽が好きではない人たちも入って来てしまうんだよね。
昔のように、「こんなに良い作品が出来たから皆にも聴いて欲しい!」
っていう純粋に音楽を愛する姿勢が薄れてきてしまっているんじゃないかな。
80年代の後半から90年代の中頃までにあれだけ素晴らしい作品が
世の中にたくさん出て来たのも心から音楽を愛する人たちが届け手にたくさんいたからなんだ。
アーティストが心を込めて作った作品は理屈を抜きにして聴き手の心に響くものなんだよね。
僕たちもそういうぬくもりのある作品を届けて行きたいと思ってる。
今の音楽マーケットはもの凄いスピードで変化しているけども、
音楽と向き合う姿勢だけは決して見失う事なく進んでい行きたいな。
Q. 一緒に共演してみたいアーティストなどはいますか?
A. 今のところは特にいないかな。
うちらのメンバーで十分満たされているんだろうね。
Q. 今後の予定とかがありましたら教えて下さい。
A. 特にないかな(笑)。
何かしたくなったら始めるよ(笑)
その時が来るまで、
ROOT70 LOUNGEからリリースされる他の作品も楽しんで欲しいな。
有名無名問わず僕らもびっくりするくらい
面白くて素晴らしい作品が多いからね。
皆も凄く楽しめると思うよ。
Q. 最後に一言お願いします。
A. そうだね、今回の僕たちの作品を皆に楽しんでもらえたら凄く嬉しいな。
また、僕らが制作中に凄く楽しんで作った気持ちも伝わると良いなって思うよ。
そして、近いうちに日本で皆に会える事を楽しみにしてるよ!
LUCID MUSIC!!!
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■LUCID MUSIC『HOW CAN WE LOSE WHEN WE'RE SO SINCERE』
-アルバム価格:¥1,200

*
全曲試聴可能&購入はコチラ
*I-TUNES STORE (国内配信), JUNO DOWNLOAD(世界配信/英語)の購入画面よりご購入頂けます。
*アルバム単位 / 曲単位でのご購入も可能です。(デジタル配信限定 / Only for Digital Release)
※iTunesをインストールされていない方は下記のURLからiTunesをインストール後(無料)、
上記I-TUNES STOREへアクセスしてみて下さい。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
1. Intro (¥150)
2. Hit The Stage (¥150)
3. Lucid Music Anthem (¥150)
4. The Truth (¥150)
5. So Far To Go (¥150)
6. Art N Soul (¥150)
7. Change (¥150)
8. Droppin A Style (¥150)
9. Charlie Brown (¥150)
10. Let's Get Involved (¥150)
11. Like This Like That (¥150)


■LUCID MUSIC『THEY'RE NOT READY』
-アルバム価格:¥1,200

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全曲試聴可能&購入はコチラ
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