ROOT70 LOUNGE

 

 
 
 
 
DJ IANHEAD - Special Interview
 
どシンプルなまでに無駄がなくソウルフル。
そしてジャズ感をとってもお洒落に魅き出した
これまでありそうでなかった都会的かつ知的な作品"PEACES"
聴くたびに表情を変え, ゆっくりと味の出てくるまさに手の込んだ職人芸。
ヒップホップの聖地ニューヨーク・ブルックリンよりDJ IANHEADが遂に日本上陸。
作品のルーツを感じて下さい。
 
Photobucket
 
<DJ IANHEAD - インタビュー>
 
Q.自己紹介をお願いします。
 
A.DJイアンヘッドだよ。
 オレゴン出身だけど、今はニューヨーク・ブルックリンに住んでいるよ。
 イアンヘッドは僕の実名で、名前の頭に"DJ"を付けただけなんだ。
 DJでもありプロデューサーでもあるよ。
 
 
 
Q.あたなのバックグラウンドについて教えて下さい。
 
A.僕のホームタウンは、オレゴンのポートランドでノースウェストコーストだよ。
 凄いゆったりとしたところで、良いフォークミュージックと食べ物が多いね。
 でも今はニューヨークに住んでいて、こっちに来てからはもう12年になるな。
 だからニューヨークも僕にとってはホームタウンのようなものだね。
 ここはポートランドに比べればまったく別世界で、本当に素晴らしいところだし
 ディープな街だよ。ニューヨークのことについて話したら、
 このインタビューは終わらなくなっちゃうね。
 
 僕は白人の中流階級の家庭で何不自由のない環境で
 育った来たんだ。ヒップホップの背景で語られるような
 劣悪な環境を経験したことはないよ。
 母親はシカゴ出身で父親はオレゴンの小さな町出身。
 とても幸せな家庭環境だったんじゃないかな。
 少年時代は、凄く恥ずかしがり屋でおたくっぽいやつだったよ。
 だから学校にもなじめなかったし、いつもひとりで
 くだらないものを作っていた記憶があるな。
 
Photobucket
 
Q.どのようにしてヒップホップと出会ったのですか?
 またいつDJ/曲つくりを始めたのですか?
 
A.僕が始めてカセットにダビングしたのがRUN DMCの"RAIZING HELL"
 まさにヒップホップクラシックだよね。これがヒップホップとの出会いで、
 それからはヒップホップのラジオや"YO! MTV RAPS"なんかを
 いつでもカセットにダビングをしては聴いていたな。
 A TRIBE CALLED QUEST の"CHECK THE RHIME"のビデオを初めて見た時の
 衝撃は今でも忘れないよ。見終わってからすぐにカセットを買いに
 レコードショップへ行ったんだ
 それと彼らの"LOW END THEORY"は死ぬほど聴いた(笑)
 こういう感じでヒップホップへのめり込んで行ったわけだけど、
 高校時代には昼食代をセーヴしてカセットを買うお金に回していたりもしたね。
 いとこが僕にBEASTIE BOYSの"CHECK YOUR HEAD"のレコードを
 プレゼントしてくれた時にはすっごい嬉しかったんだけど、
 ターンテーブルを持ってなくて聴けなかったんだよね。   
 すごく残念だったのを覚えているよ。
 でも、高校の時の用務員さんが面白い人でね、ビートを作っていたり
 "LIFESAVAS"というグループを組んでポートランドでショウをしていたんだよね
 その人がとにかくかっこいいJAZZやSOUL MUSICをたくさん教えてくれたんだ。
 その頃から、僕は自分でサンプリングをしたり
 トラックを作ってみたいと強く思ったんだよね。
 
 高校卒業後はニューヨークの郊外にある大学へ行ったんだけど、
 そこでは時間さえあればいつでも"FATBEAT""BOBBITO'S FOOTWORK"へ
 足を運んでは新譜の12インチなんかをチェックしていたよ。
 とくかく素晴らしい作品が次から次へとリリースされていたから
 毎日が本当に楽しかったな。その辺から、本格的にお金を貯めるようになって
 サンプラーなどの機材も揃えだしたんだよね。
 
 それに大学ではラジオのホストも勤めるようなって、
 そこで今回のアルバムにも参加しているOMEGA JACKSONやSUBTEXTと
 出会ったんだ。それから一年後、フィラデルフィアへ移ったんだけど
 そこでNOAB PRINCEと出会ってトラックの作り方を学んだんだよね。
 そこから僕たちのボールは少しずつ転がりだして来たんだ。
 その話をしたらいくら時間があっても足りないな。  
 
 
Q.あなたが影響を受けた事やアーティストについて教えて下さい。
 
A.何か特定のものにしぼることは難しいな。
 僕が出会ってきた人たちや無名のレコードショップなどすべてになるからね。
 マルコムXの革命。ニューヨークを歩いている時などもそうだよ。
 影響を受けた作品に関しても、NATIVE TONGUES, ARETHA FRANKLIN,
  ALICE CLTRANE, AHMAD JAMAL, NIRVANA, GHOSTFACE, LED ZEPPLIN...
 プロデュース関連では、WARREN G, DILLA, PREMIER, MADLIB, JUMBO,
  Q-TIP, RZA, EL-P....多すぎて言い切れないよね。
 音楽で言える事は、僕はソウルフルなテイストの作品が大好きで、
 そのような作品からはたくさんの影響を受けていると思うな。
 
Photobucket
 
Q."PIECES"のアルバムコンセプトについて教えて下さい。
 
A.過去5年から6年にくらいに掛けて作成した作品をひとつにまとめたものだよ。
 一番古いものは2002年にOMEGAと作った"RUSTY SHOVELS"だね。他の作品に関しては
 2005年から現在に掛けて作られたものだよ。ほとんどの作品がサンプリングから
 作られているんだけど、常によりクリエイティブなものを作れるように
 心掛けてきたかな。
 
 
Q.今回参加されているアーティストとはどのようにして出会ったのですか?
 
A.OMEGA JACKSONとは大学の時に出会ったんだ。彼はYONKERS出身で、
  とってもカッコいいMCだよ。彼はプロデューサーでもあるんだ。
  そして彼を僕のRADIO SHOWへ呼ぶようになったのが1998年くらいだね。
 その後にOMEGAからSUBTEXTのことを紹介されたんだ。SUBTEXTもMCだよ。
 彼はフィラデルフィア出身だね。
 そして、SUBTEXTが彼の親友のVERVAL MATHを紹介してくれたんだよね。
 VERVAL MATHとはすぐに仲良くなって"DALLABIN"というグループを作ったんだ。
 
 今回の作品には参加していないけども、親友のNOAH PRINCEは多くの作品で
 僕たちと関わっているんだよね。彼がブルックリンに暮らしていた時には、
 僕やKHINGZ, GABRIEL TEODROSのプロデュースの多くを彼が担当していたんだ。
 今はシアトルに帰ってしまったけど、そこでも凄く活躍しているよ。
 
 また今回の作品でトランペットで参加しているJOSH JOFFEEは
  僕の大学時代からの親友だね。
 
 僕たちは人と人との繋がりでこうして出会って来たんだけど、
 みんな個性的だし本当に素晴らしい仲間だよ。
 それぞれが本当に家族のような存在なんだ。
 
 
Q.あなたの作品からは90年代のヒップホップのテイストが強く感じられると共に
 アルバム全体としても非常に完成度が高く聴けば聴くほどその素晴らしさを実感します。
 あなたご自身、今回の作品をどのように思われますか?
 
A.そうだね。僕の作品のほとんどは間違いなく90年代のヒップホップから
 多くの影響を受けているよ。あの時僕はまだ子供だったけど、
 とにかく素晴らしい作品が信じられないくらい溢れていたよね。
 でも、あの時の作品に限らず僕は色々なヒップホップが好きだし
 ひとつのカテゴリーに偏ることなくあらゆる作品を今でも聴いているよ。
 また、ヒップホップ以外にはジャズだね。ジャズは僕の作品の軸になっていると
 言っても過言ではないね。今でも多くのレコードを買い込んでは、たくさん聴いているよ。
 とにかくレコードが何よりも好きなんだ。それに90年代のヒップホップから学んだ
 サンプリングの手法は年を重ねるごとにのめり込んで行っているからね。
 僕の作品から90年代のヒップホップの要素をたくさん感じるのは自然なことなんだ。  
 
 でも、僕たちはこれからMP3の時代へと移ろうとしているよね。
 正直言って、これには凄く違和感を感じるし悲しいよね。
 なぜならアルバム作品の存在感がなくなろうとしているからね。
 僕は素晴らしいアルバムを見つけるのが凄く好きだし、作品を飾る
 アートワークやライナーノーツを見てそれを人に教えてあげたり
 語り合うのが大好きなんだ。でも、MP3になってしまうと好きな曲単位で
 購入することが出来るし、それを集めて自分でコンピレーションアルバムを
 作れちゃうんだよね。
 それが悪いことだとは言わない。でも、アルバム単位でひとつの作品として
 みられる時代が無くなってしまうのはとても寂しいなって感じるよ。
 そうは言っても、時代は確実にダウンロードの道を進んでいるからね。
 その流れには逆らうことは残念ながら出来ないと思う。
 だから、作り手としてはMP3でもアルバム全体を楽しんでもらえるような作品を
 発表出来るように力を注いで行きたいと思ってる。
 でも、I LOVE RECORDS, I LOVE DIGGING, だよ。  
 
Photobucket
 
Q.アルバムの中からお薦めの曲を教えて下さい。
 
A.それは、なかなか難しい質問だね。挙げるとしたら"DIMENSIONS"だね。
 これは本当にカッコいいと思うな。それと"LOOP FOR DIRTY AND TREATS"かな。
 この二つの曲は、僕が自信を持ってお薦めするよ。
 
 あとは"JAZZINLUV"。これは出来るだけJAZZのサウンドに近づけようと
 試みた作品でイメージしていたものが形になったと思うな。
 "WALK"も凄いシンプルだけどいいよね。
 これは、まるで誰かが歩いているかのようなドラムを意識したんだよね。
 
 
Q.曲作りの時に、あなたにとっと一番大切なことは何ですか?
 
A.ドラムだね
 人によってはドラムはそこまで大切なパートではないかもしれない。
 でも、僕にとっては重要な部分で、いかに生の音に近い形で
 作品の良さを引き出せるかとということが大切なんだ。
 それと、ドラムのパターンに関しては、それぞれの曲の中で
 なるべく全て違うタイプのものを使うようにしているよ。
 同じパターンを使いまわすのは好きじゃないんだ。
 
 
Q.普段はどのような方たちとお仕事をされているんですか?
 
A.この頃は、色々なアーティストたちと仕事をしていて、
 それれぞれのソロプロジェクトに関わっている感じなんだ。
 でも、VERBAL MATHとは"DALLABIN"として新しいプロジェクト
 作成しているよ。その作品はもうそろそろリリース出来ると思うな。
 それとSUBTEXTとのアルバムも作成中だよ。
 この作品はあと数ヶ月掛かりそうだね。もちろんが僕がプロデュースしているよ。
 今年の終わりには、KHINGZとのアルバムもリリースを予定しているんだ。
 
 
Q.アーティストとして最も大切にしていることは何ですか?
 
A.自分が取り組んでいるものに対して夢中になること。
 それとオリジナリティを常に求めることじゃないかな。
 あとは情熱をもって取り組むこと。
 取り組んでいることが最初から上手くいくとは限らないし、
 上手く行かないことの方が多いけど、とにかく続けてみることだね。
 そして一生懸命取り組めば必ず答えは見つかると信じてるよ。
 あとはリスクを恐れずに前に突き進むのみだね。
 
 
Q.現在のUSのヒップホップマーケットについて教えて下さい。
 
A.素晴らしいアーティストや作品がたくさん出てきていると思うな。
 あまりコマーシャルヒップホップを聴くことはないんだけど、 
 かつてのビッグネームがカッコよくなって戻ってきたりもしているよね。
 BUSTA RHYMESの作品なんかは本当にカッコいいと思うよ。
 でも、今アンダーグランドシーンで最も注目すべきエリアは
 シアトルからノースカロライナに掛けてだろうね。
 とにかく物凄くカッコいい作品が多いんだよ。
 リリースされていないのも数多くあるけどインターネット上で
 聴けたりもするから要チェックだね。
 ここを押さえておけば間違いないはず。
 
Photobucket
 
Q.今後一緒にお仕事されたい方はいますか?
 
A.そうだねぇ、是非一緒に仕事したいのが、
 上記でも述べた"LIFESAVAS"など、僕が育ったポートランドシーンで
 活動をしている人たちと何か作ってみたいな。
 あとは、BREEZLY BREWIN, ODDISEE, GIFT OF GOD, BUTTERFLYのような
 ユニークなスタイルを持ったMCたちと仕事してみたいな。
 彼らは本当にDOPEだよね。
 
 
Q.今後のご予定について教えて下さい。
 
A.次のリリースはVERBAL MATHと作成している"DOLLABIN"のアルバムだね。
 恐らくいくつか違うヴァージョンでもリリースすると思うな。
 その後は、SUBTEXTのアルバム。それと親友のEVOLVEと作っている
 "REBORN SOUL"という企画もののアルバムもリリースする予定だね。
 
 
Q.最後に一言お願いします。
 
A.日本の皆さんに僕の作品を聴いてもらえることが出来て本当に嬉しく思います。
  このアルバムは家の中でリラックスしたい時などに軽く楽しんでもらえると嬉しいかな。
今年はたくさんの作品をリリース予定ですので、次の作品も楽しみにしていて下さい!
  
 


Photo Sharing and Video Hosting at Photobucket
Photobucket
■DJ IANHEAD『PIECES』Photobucket
-アルバム価格:¥1,500
Photobucket Photobucket
*Photobucket 全曲試聴可能&購入はコチラ
*I-TUNES STORE (国内配信), JUNO DOWNLOAD(世界配信/英語)の購入画面よりご購入頂けます。
*アルバム単位 / 曲単位でのご購入も可能です。(デジタル配信限定 / Only for Digital Release)
※iTunesをインストールされていない方は下記のURLからiTunesをインストール後(無料)、
上記I-TUNES STOREへアクセスしてみて下さい。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/

1. Herman Bollin (¥150)Photobucket
2. Nyc Pt3 (¥150)
3. Dimensions Feat. Verb Math (¥150)Photobucket
4. Work And Effort (¥150)
5. Rusty Shovels Feat. Omega Jackson (¥150)Photobucket
6. Nyc Pt1 (¥150)
7. Loop For Dirty And Treats (¥150)Photobucket
8. Nightsky (¥150)Photobucket
9. Sippin Coffee Feat. Khingz And Gabriel Teodros (¥150)Photobucket
10. Jazzinluv (¥150)Photobucket
11. Walk (¥150)Photobucket
12. Somedays (¥150)
13. The Sun (¥150)
14. Babadop (¥150)Photobucket
15. Nyc Pt2 (¥150)
16. Live From The Dojo Feat. Subtext (¥150)Photobucket
17. Salvation Feat. Verb Math (¥150)Photobucket
18. 4seanbell Feat. Josh Joffee On Trumpet (¥150)Photobucket
19. Cold War Feat. Khingz And Gabriel Teodros (¥150)Photobucket
20. Hope (¥150)

-http://www.myspace.com/djianhead


 
 
ホームページ作り方